【活動報告】11/9(土)みかん畑教室報告「森仕事を垣間見る」

今回のテーマは“森仕事を垣間見る

柔らかな日差しと澄んだ空気に初冬を感じる1日、今回は山林にて、森林体験でした。
樹木は実生が一番根が丈夫で適切な形に育つので、地上の上下20cmくらいの部分が健全に整っていれば、周囲の木から種が散り自然によい森ができる。なので、頻繁に森にはいり、必要な樹種や下層植物を残し、余計なものを刈り、不要なものは植えない。森は「つくる」から「なる」に頭を切り替えましょう、というお話しでした。
実習では、土砂流出を防ぐ工事をしてみました。丸太を等高線上に置き、土砂が流れ落ちず留まるようにします。雨が降れば流れる土砂が丸太のところで留まり、自然と水平な部分ができやがて段々畑や階段上になるそうです。今日丸太を並べた斜面が数か月後どのようになっているのか楽しみです。その後、間伐を見学し、倒した木の玉切や枝払いをし、ひっぱりだこで下まで運びました。伐倒し、枝を払い、幹を伐り、森の下まで運ぶという、一連の森仕事を体験しました。

次回のまちなか教室では、農と林業、景観は別々のものではなく、ひとつながりのものとして、いかに私達の暮らしに直結しているかを考察してみます。
まちなか教室 11/15(金)
実践デイでは森で伐った木を農地に運び、農地での使い方を試します。
畑で実践デイ 11/23(土)

次回みかん畑教室は最終回。テーマは「農産物の利用と加工」です。

#re農地講座