Re農地隊

これまでのRe農地講座受講生からなるチームです。講座で身につけた知識や技術を実際の農業現場で活かし、耕作放棄地の開墾、整備、収穫など、援農の活動を始めました。

2019年春には、新たに小田原市石橋地区にある耕作放棄地約2反を開墾。農地として活用できるよう復元しました。また、6月には収穫の手がまわらない農家さんのお手伝いで、レモンを収穫し納品しました。

2020年は新コロナ蔓延防止の自粛期間でしたが、拠点として整備を進めている根府川の農地から、甘夏、夏ミカン、ニューサマーを宅配便としてお届け、販売しました。落下したまま野生動物の餌になるばかりでしたが美味しく食べていただき、木の負担も減り、柑橘も喜んでいることでしょう。

今後もメンバーを増やし、個々の技術を高め、耕作放棄地の解消や農家さんの支援に一役かえる活動にひろげていければと思います。随時、メンバー募集中です。

◎耕作放棄地の開墾、整備

開墾作業では、地元の農家さんも一緒に作業してくださいました。高木や草がなくなると一気に展望ひろがり、海が見えた時は爽快きわまりなし。草にうもれていた石垣もあらわれ、蔦に覆われていたみかんもスッキリです。昔はこんなに美しい風景だったんですね。

◎収穫のお手伝い

レモンの高木から果樹を収穫し、山の斜面を持ち運ぶ作業は、年配の方がひとりで請け負うには大変な重労働。数名の隊員でお手伝いさせていただき、採れたの柑橘の香りに癒されました。

◎Re農地柑橘便

Re農地で整備している果樹園から、農薬や化学肥料を使わず世話した甘夏、夏ミカン、ニューサマーオレンジの宅配便を行いました。