【活動報告】10/5みかん畑教室「農を営みうための法・数値で考える農業」

晴天、気温は30度超え、夏を思いおこす秋晴れの一日でした。

講義のテーマは“農を営むための法と組織”。農に関する法令の変遷、現在の制度と課題、農業組織論まで概観しました。耕作放棄地や離農など農業に関わる問題が解決しない原因は、複雑な法令や組織が実状にそぐわなく上手く機能していないからだ、というようなお話しでした。そこで、次回のまちなか教室では、農地をめぐる法令や組織について、複雑にからみあうひもを解き、客観的な視点で整理し、法令や組織を自分達の手の内に近づけていければと思います。

実習は“数値で考える農業”。 畑の面積をヘロンの公式を使い算出したり、一人が1反の農地を耕す時間の測定や、一本の稲に何粒、何g実っていて、一反だとどれだけの収量になるかなどをだしました。また、平板測量、コンパス測量を体験してみました。耕作や収穫など普段の作業もこうして数値にしてみると輪郭がくっきりして、先の方策が見えてくるように思いました。次回実践デイでは測量、農地整備、小麦の種まきなど予定しています。

今後も、講義と実習、アタマとカラダの繰り返しの中で、Re農地を探っていきます。

次回みかん畑教室は11月9日(土)、講義は「森からぶ学農業」、実習は「森仕事を垣間見る」です。

#re農地講座