【活動報告】12/7(土)みかん畑教室報告「農産加工」
今回のテーマは“農産加工”。
降雪予報もでた今年一番の寒い日、みかん畑教室の最終回、満員御礼でした。会場は江之浦のパン屋mugifumiさんの座敷と縁側と軒下をお借りしました。
講師の森谷さんより、搾汁、搾油、乾燥、発酵など様々な加工技術の過程と、栽培から加工・販売・環境配慮まで何を考えないといけないか等のお話しがありました。自分達で栽培した農産物や農地や森林整備ででた材料を地域の加工場で加工し、自分達で販売する。なるべく経費をかけず、経済を外にもらさない0次産業化の提言がありました。
また、mugifumi店主のパン職人宮下さんのお話しを聞きました。宮下さんはRe農地スタート時からの仲間で、現在のみかん畑教室の農地を開墾した主要人物です。パンづくりのみならず小麦の栽培から製粉、パンづくりまで小麦の一生に関わってらっしゃる中でのお話しは興味深いものでした。
次回まちなか教室で、加工についてより詳しく学びます。まちなか教室 12/20(金)
実習は“農産物加工実習と実験”です。小麦を石臼で挽いて小麦粉にしたり、みかんやゆず、ニューサマーなどの柑橘を搾汁してブレンドジュースを作ったり、くるみや落下生を搾油機でしぼり油にしてみました。また、果汁からペクチンを作る実験や、小麦粉からグルテンをとりだしてみました。またイネを脱穀したり、もみすりをしました。いつも食べているご飯やパン、油やジュースがどのような過程を経て食卓にあがるのかを見て体験しました。今後Re農地として、どのような加工品を産み出すか、具体策に続いていけばいいなと思います。
今回で今年度のみかん畑教室は終了しましたが、畑で実践デイは以降も毎月1回のペースで行います。
次回実践デイでは森林整備と木材の農地利用を予定しています。畑で実践デイ 12/21(土)
今年もRe農地仲間がたくさんできました。力強いかぎりです。
農についての知識と技術を学び、学んだことを地域に活かす。多様な人たちや団体との協働で、農地の新たな形を創る、に挑戦しているRE農地講座、4月から第4期目の開講をめざします。
#re農地講座