【活動報告】10/16(土)ジャガイモ栽培「土寄せ、マルチ、獣害除け柵作り」
ジャガイモの植え付けから収穫までの連続3回WS。一連の作業を体験することで、家庭菜園から本格的な農へのはじめの一歩となることを目的としています。今回は、大人8名、子供5名のご参加でした。
実は、先週事件がありました。前回、獣害柵をしていない畑に植えた種芋が、すべてイノシシに掘り起こされ食べられてしまったのです。低い網を張っていたのですが役に立たずでした。悔しく残念ですが、これも昨今の農地の現状です。皆さんにも掘りおこされた状態を見ていただき、今回は獣害除けの柵作りも作業に加わりました。間伐材の竹を杭にしてかけやで打ち込み、漁網をはり、竹のペグで網をおさえます。畑にはカブのタネをまきました。さて、今度はイノシシの侵入から守れるでしょか?
柵内の無事だったジャガイモは、「土寄せ」と、稲わらの「マルチ」をしました。イモは茎が肥大したものなので植えた種芋より上につき、地表に出やすくなります。日光に当たると光合成をして毒素のある物質が作られるので、地表に露出させないため、また株のふらつきを抑えるため「土寄せ」をしました。その上に、保温や防草のため、稲わらでマルチをしました。
柵内の無事だった畑は、3枚の隣接した畑が、生育が順調な畑、ほとんど芽が出てこない畑、昨年の取り残しから自生してきた畑、と三種三様にばらけました。何が違うのでしょうか。今後の生育をよく観察しながら私たちも一緒に学んでいきたいと思います。
次回は最終回。12月11日(土)に収穫です。美味しいじゃがいもがたくさんできるといいな。