【活動報告】2/26(日)植物観察会

植物調査員の池竹則夫さんを講師に迎え、いつもは見過ごしてしまう、または刈ってしまう草が、実は食べれたり薬になりますよと、農地に生えている草木の有用性や毒性なども含めて、観察、解説いただきました。

ツル性植物のヤエムグラ。腎臓結石やデトックスにいいそうです。茎の下向きのトゲが他の植物に引っかかってのびていく生存戦略。人間にもそういう人っていませんか(笑 掴むようにして伸びていくのはカラスノエンドウ。こういう人もいますよね(笑 タネツケハナは摘んでそのまま食べたら、ルッコラみたいに美味でした。

池竹さんにかかると、マジシャンみたいに農地から植物がポップアップしてきます。軽妙洒脱な解説で、楽しみながらもしっかり植物の知識が頭に入ってくる、散策と観察と学びの楽しさを知る会となりました。

摘んできた草を天ぷらにして味比べ。その後は習った植物を各自農地で探してくる植物ビンゴゲーム。全員正解でした。

農地は、開墾したり、耕したり、作物を栽培するだけなく、多様な価値と側面があることを見て、感じる機会となったと思います。

講師の池竹則夫さん。草むらから次々と草木をポップアップ。
池竹さんの軽妙洒脱な解説に引き込まれ、興味津々の全集中。
葉の作り、葉の付き方、葉の縁、こんなに小さい草花なのに、こんなに多様な種類があるのですね。
今日、学んだ草を採集し、天ぷらにして味比べ。
(訂正)コハコベは多年草ではなく、秋から春に多くみられる越年草でした。
植物ビンゴゲーム。今日解説のあった草からお題9種。特徴をみながら各自採集にでかけます。こちら全問正解!

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